医療法人を考えるヒント No.1

医療法人化を考えるヒントとなりそうな論点10項目を毎月1つずつ公開します。
倶楽部オベリスク(eアカデミア)では全編公開中です。

医療法人を考えるヒント No.1 100万円の投資

(執筆者)株式会社日本医療総合研究所 中村十念 


1.医療法人化は個人事業の[M&A]

医療法人化は、現代風に言うと、新設の医療法人による既存の個人事業の[M&A]です。[M&A]とは、広辞苑によれば「企業の合併・買収」のこと。企業多角化や体質改善・競争力強化のための重要な企業戦略とされています。


2.法人化は体質強化のための戦略

税の負担の仕方が個人と法人では大きく変わりますが、そのことに過度に目を奪われるべきではありません。税の問題も含め、法人化を体質強化のための戦略と考えた方が、次の一手の展開につながりやすいと思います。


3.法人化による信用拡大

一般的に言うと、法人化されれば銀行や取引先との関係において、信用が拡がるという対価が得られます。このことは見過ごされ易い点ですが、極めて大切なことです。法人化の中に見える化のメカニズムがビルトインされているからです。

決算行為やその開示、役所への届け出等がそのメカニズムに当たります。 信用を獲得するために庶務や総務の手間は増えるし、コストもかかります。何より、法人化の手続き申請をするのに、ところによって差はあるものの、おおよそ100万円ほどの費用がかかります。(この手続きは自分でやっても良いのですが、税理士等に依頼するケースが多いためです。)


4.手続き代行者の選任が重要

医療法人化が体質改善をもたらし、成長につながれば、この100万円は実りある投資となる可能性があります。しかし、何も変わらなければ、単なる損失です。投資を価値あるものとするためには、まず自分と相性の合う能力高き税理士等の手続き代行者の選任が重要です。


  

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