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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2019年12月27日のヘッドライン

  • がん5年生存率66.4% 最新データで <国立がん研究センター>
    国立がん研究センターは12月14日付けで、がん患者の5年生存率及び3年生存率の最新データを公表した。がん全体では5年生存率が66.4%(前回比0.3ポイント増)、3年生存率が72.4%(同0.3ポイント増)となった。部位別では高いものから順に前立腺(5年生存率:98.8%、3年生存率:99.1%)、女性乳房(5年生存率:92.2%、3年生存率:95.3%)、子宮体部(5年生存率:82.2%、3年生存率:85.6%)と続き、膵臓(5年生存率:9.8%、3年生存率:18%)が最低となっている。
    ◎参考サイト:がん診療連携拠点病院等院内がん登録 2013年3年生存率、2010から11年5年生存率公表(国立がん研究センター)

  • 慢性疲労症候群の診断に有用な血中バイオマーカーを発見 <三重大ほか>
    三重大学は12月11日、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)患者における血中細胞外小胞及びそのタンパク質が高値であることから、これらをバイオマーカーとして活用できるとする論文を発表した。これまで困難とされていた亜急性疲労患者やうつ病患者との鑑別が期待される。同大は疾患のメカニズムも解明できる可能性があるとしている。
    ◎参考サイト:慢性疲労症候群の診断に有用な血中バイオマーカーを発見(三重大学)

(公開日 : 2019年12月27日)