マネジメントを考える十ヵ条シリーズ No.1

倶楽部オベリスク(eアカデミア)で毎月配信中のマネジメントに役立つヒント十ヵ条の一部を公開しています。

[MG10]No.1 収支計画を考えるヒント十ヵ条

(執筆者)俯瞰マネジメント研究会 | 中村十念 


マネジメントを考える十ヵ条シリーズ(MG10)とは

保険診療市場の縮減・働き手の減少などで、医療市場の先行きは厳しいサバイバル競争です。生き残りのために必要なことは「考える」こと。倶楽部オベリスクのeアカデミアコースでは”考えるためのヒント”を提供しています。三人寄れば文殊の知恵です。当サイトではその一部を公開しています。もしご興味がございましたら、是非倶楽部オベリスクのeアカデミアコースへご加入ください。


1.企業は潰れやすいものである。その中では医療機関の倒産率はそれ程高くない。帝国データバンクの調査によると、2018年の病院・診療所(歯科を除く)の倒産は、2018年で17件であった。そのうち上半期で12件。ところが2019年上半期は18件と急増している。ここまでは法人のことであるが、個人を含んだ医療機関の廃止+休止で見ると、直近調査の2017年では8,123件にも達している。2011年が5,461件、2014年が7,677件であるから、こちらも急増である。(日医総研による「厚労省:医療施設調査」のまとめから引用。)倒産予備軍は、かなり大きくなっている可能性がある。黄信号である。

収支計画には倒産リスク回避に効果があることは言うまでもない。その作成手順について、法人・税込会計を前提に述べてみる。


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