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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2020年7月13日のヘッドライン

  • 備えよ次に。医療崩壊 物から人へ
    病院、賞与ゼロ・減額で人材流出。努力が報われず。
    更に深まる受診抑制。二波に備えて、スピーディな財政金融支援が不可欠。

  • 地域包括ケアにおけるデータプラットフォーム構築目指し共同研究講座設置 <藤田医科大学・中部電力>
    藤田医科大学と中部電力株式会社は、6月29日、地域包括ケアに係る「共同研究講座の設置に関する協定」を締結した。地域包括ケアの構築に取り組む藤田医科大学と、コミュニティサポートインフラの構築に向け医療分野等での取り組みを進める中部電力が、地域包括ケアにおけるデータプラットフォームのあり方等をともに研究することで、地域住民が自己の健康情報を適切に管理・活用するための支援を目的としている。具体的には藤田医科大学に共同研究講座を設置し、各個人の医療・介護情報等を一元管理・連携する方法や、それらの情報に中部電力が収集する生活関連データを加えた新たな価値の創出等に関する研究を行っていくという。
    ◎参考サイト:プレスリリース<中部電力>

  • ヒトヘルペスウイルスからうつ病の原因遺伝子を発見 <東京慈恵会医科大学>
    東京慈恵会医科大学の研究グループは6月12日、ほとんどのヒトに存在するウイルスであるヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)の遺伝子SITH-1がうつ病の原因遺伝子であるとする研究成果を発表した。SITH-1がストレスレジリエンスを低下させ、うつ病を発症させることを発見したという。SITH-1のうつ病発症におけるオッズ比は12.2、頻度は79.8%で、極めて効果の大きな遺伝子であることが分かった。ヒトの遺伝子を対象としたこれまでの研究では、うつ病の原因遺伝子は発見されてこなかった。人と共生する微生物を含む遺伝子(メタゲノム)に研究対象を広げることで、今回の発見に至った。
    ◎参考サイト:プレスリリース 

(公開日 : 2020年07月13日)