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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2021年5月10日のヘッドライン

  • やり切ろうワクチン、Postコロナ。高齢者ワクチン、本日から予約本格化。
    政府は、1日100万回接種を公約。接種までのロジスティック計画が重要。 「自治体頼り、任せ」にせず一体となった運用体制を

  • 下水からコロナ流行を監視 <北大・塩野義製薬>
    北海道大学と塩野義製薬は4月15日、新型コロナウイルスの変異型の流行が拡大している大阪市と大阪府の協力を得て、新型コロナウイルスの流行状況について、下水を使い継続監視する実証実験を始めた。北大と塩野義製薬は、欧米などに比べ下水中のウイルス濃度が低い日本でもウイルスを検知できる高感度の検出方法を開発。全国各地での監視を計画しているが、大阪府内で先行して調査することとなった。
    ◎参考サイト:プレスリリース

  • 小児のブルーライトカット眼鏡装用に慎重意見 <日本眼科学会など6学会>
    4月14日、日本眼科学会、日本眼科医会、日本近視学会など6学協会は共同で「小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見」を発表、ブルーライトカット眼鏡を子どもに装着させることについて、夕方以降にブルーライトをカットすることには、睡眠障害の防止に一定の効果が見込まれる可能性はあるとしながらも、▼液晶画面から発せられるブルーライトは、曇天や窓越しの自然光より少なく、網膜に障害を生じることはないレベルであるとの報告がある。▼十分な太陽光を浴びない場合、小児の近視進行のリスクが高まるとの報告があり、ブルーライトカット眼鏡の装用は、ブルーライトの曝露自体よりも有害との可能性が否定できない。▼米国のランダム化比較試験では、ブルーライトカット眼鏡には眼精疲労を軽減する効果が全くないとの報告がされている。▼体内時計を考慮した場合、就寝前ならともかく、日中にブルーライトカット眼鏡をあえて装用する有用性は根拠に欠ける――といった問題点を指摘している。
    ◎参考サイト:小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見【PDF】

(公開日 : 2021年05月10日)
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