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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2021年5月28日のヘッドライン

  • やり切ろうワクチン、Postコロナ。ワクチン優先接種論議各地で噴出。
    優先順位に一元的合理的理由存在せず。ワクチン不足が根本的原因。 この機にトリアージ問題を検討すべきでは、との意見も。

  • 降圧薬の長期使用とがん発症リスク上昇に関連 <国がん社会と健康研究センター>
    国立がん研究センター社会と健康研究センター予防研究グループは5月7日、多目的コホート研究・JPHC Studyのデータから、降圧薬の長期使用と全がん、大腸がん、腎がんの罹患リスクとの関連が見られたとする研究結果を公表した。調査対象は、1990年と93年に全国9保健所管内に在住していた住民のうち、10年後調査の時点で追跡可能だった男女6万8千人。これらの住民について2012年まで追跡した結果、降圧薬内服のないグループと比べ、10年以上服薬グループでは、全部位、大腸、腎臓のがん罹患リスクと、5~10年内服グループでは、腎臓がん罹患リスクの上昇と関連が見られたという。
    ◎参考サイト:降圧薬の長期内服とその後のがん罹患リスクとの関連について ―多目的コホート研究(JPHC研究)からの成果報告―

  • 新型コロナ自宅療養者の医療機関への搬送を民間委託 <堺市>
    大阪府堺市は5月10日、新型コロナウイルス感染症の自宅療養者等が搬送先の医療機関が決定するまで救急隊が行っていた対応について、民間救急事業者に引き継ぐことを発表した。具体的には、救急隊が自宅療養者等を医療機関へ搬送するために出動した際、初動の酸素投与などの処置を実施、陽性者の症状が安定している状況であれば、民間救急事業者(株式会社アンビュランス)の救急救命士などの医療従事者に引継ぎ、搬送先の医療機関が決定するまでの間、保健所医師の指示のもとで陽性者対応(陽性者の状況に応じた酸素投与量の調整等)を行う――というもの。
    ◎参考サイト:プレスリリース【PDF】

(公開日 : 2021年05月28日)
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