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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2021年7月8日のヘッドライン

  • やり切ろう、ワクチン。Postコロナ。東京都70歳以上コロナ入院者数激減。
    6月中旬は400人下回る。3月初めの約1,000人と比較して6割減。
    7月7日現在、都の65歳以上、一回目ワクチン接種率は70.6%。

  • 短期滞在入国者の新型コロナ入院医療費は 支払い能力に応じた自己負担で <厚生労働省>
    厚生労働省は6月28日付の事務連絡で、短期滞在入国者等が日本国内で新型コロナウイルス感染症により入院勧告・措置により医療を受けた場合の費用について「支払能力に応じて自己負担をいただくことが合理的である」との見解を示した。事務連絡では、短期滞在入国者等は、基本的に民間保険に加入したうえで入国しており、感染症法37条2項上の負担能力があるとし、このような判断を示した。
    ◎参考サイト:短期滞在入国者等であって感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律による入院患者の自己負担について【PDF】

  • メンタル状態の判定、精神科医よりAIのほうが高精度 <筑波大学>
    筑波大学は6月25日、医学医療系の道喜将太朗助教が、「人工知能は精神科医よりも高精度でメンタルヘルスの状態を判定できる」ことを明らかにしたと発表した。道喜助教は、7,251人の労働者のデータを用いAIモデルを作成。6人の精神科医が同じデータに対し、それぞれ精神的苦痛の状態にあるか否かの判定を行った。結果、中等度の精神的苦痛に関しては、AIモデルと精神科医の判定制度は同等だったが、重度の精神的苦痛の判定は、AIモデルのほうが、精神科医よりも高い精度を示したという。同大では、「今後、AIモデルの精度をより高め、スマートフォンアプリなどの形で多くの労働者に提供できれば、メンタルヘルス改善の一助になると期待される」としている。
    ◎参考サイト:プレスリリース【PDF】

(公開日 : 2021年07月08日)
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