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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2021年9月3日のヘッドライン

  • やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。全国民ワクチン接種回数低迷続く。
    直近の一日当たり接種回数は113万回。 欧州各国(イギリス、フランス、ドイツ)は3回目接種への取り組み開始。
    政局、置き去りにされる国民の安心と安全。
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    ◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
    ◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン

  • 新型コロナ感染症、早期段階でのステロイド投与の考慮を要請 <神奈川県>
    神奈川県は8月20日、「神奈川県早期薬剤処方の指針(ver1)」を公表、県内医療機関に対し、新型コロナ患者の重症化を予防するため、自宅療養中など早期段階でのステロイド療法開始を考慮するよう求めた。指針では「SpO2が96%未満 または 発熱が3日以上継続」の場合に肺炎を疑い、糖尿病・対糖能異常がないことを確認したうえで、デキサメサゾン(6mg/回、1回/日)を10日間投与することを示した。また投与時には、肺を守る伏臥位(腹臥位)の指導も行うよう求めた。デキサメサゾンが入手できない場合や妊婦・授乳婦に対しては、プレドニゾロンの投与を推奨している。新型コロナ感染症に対するステロイド治療については、WHO(世界保健機関)のガイドラインで、種類、量を問わず有効との指針が示されている。
    ◎参考サイト:神奈川県早期薬剤処方の指針(ver1)【PDF】

  • 新型コロナ自宅療養者の早期入院をサポートする、独自の「拠点」を設置 <八王子市>
    東京都八王子市は8月16日、新型コロナ自宅療養者の早期入院をサポートする独自の取り組みとして、「地域医療体制支援拠点」の運用を開始した。市内の保健所、診療所等、病院間で情報を共有、入院となり得る感染者の情報、入院中の感染者のうち早期に転院・退院可能な患者の情報を一元管理することで、重症の自宅療養者の早期入院につなげる。入院適用判断のための診療所等の受診調整や、受診手段確保(民間救急車・陰圧車等)の手配等も行う。拠点は、市職員9名、災害医療コーディネーター2名(東海大学医学部付属八王子病院、南多摩病院)、支援調整アドバイザー 1名(東京医科大学八王子医療センター)で構成される。
    ◎参考サイト:プレスリリース【PDF】

(公開日 : 2021年09月03日)
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