中村十念の考えるヒント十ヵ条

倶楽部オベリスク(eアカデミア)で毎月配信中のマネジメントに役立つヒント十ヵ条の一部を公開しています。

[MG10]No.26 社外監事のリスクを再考するヒント十ヵ条

(執筆者)俯瞰マネジメント研究会 | 中村十念 


1. マーフィの法則に、起こり得ることは必ず起こる、というのがある。
以前にこの欄で「頼まれ社外監事(監査役)のリスク」について紹介した。そのリスクが現実化する事態が生じている。

2.事態の経過は次のように整理される。A社は包装資材製造の中小企業。B氏はその非常勤の社外監査役。監査役報酬月額3万円。(B氏は公認会計士で税務顧問でもあり、申告手数料を含め顧問料は年間110万円)。C氏はA社の経理担当者。

3.C氏の横領事件が発覚。A社はC氏とともにB氏監査役の任務懈怠があったとして損害賠償額1億1千万円で千葉地裁に提訴。(C氏は訴訟途中で死亡)

4.千葉地裁は、A社の経理体制の不備の可能性を認めつつ、B氏が公認会計士であること、任務懈怠があったとして、B氏に5,700万円の賠償を命じた。

5.千葉地裁でのB氏の主張は次のようなものであった。
・中小企業の監査役の業務には経理不正の発見は含まれていない。
・特段の事情がない限り、会社側の提供資料を信用することは認められている。 ・・・

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(公開日 : 2022年02月03日)
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