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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2022年4月28日のヘッドライン

  • やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。4回目接種、60歳以上と18歳以上で持病がある人が対象。医療従事者を対象に含めず。
    3回目接種から5ヵ月経っていることが条件。5月末の開始目指す。
    日本の一日当たり3回目接種者数は59万人。累計者数は65,640,430人。接種率51.8%。
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    ◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
    ◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン

  • 加熱式たばこによる受動喫煙、約10%の人がほぼ毎日曝露 <東北大学>
    東北大学は4月14日、加熱式たばこによる受動喫煙への曝露状況に関する研究結果を公表した。大学院歯学研究科の研究グループは、20〜69歳の男女約5,000人を2017年~2020年にかけて追跡、加熱式たばこによる受動喫煙への曝露割合の推移と、その曝露リスクの社会経済的状況(教育歴)による違いを調べた。その結果、加熱式たばこによる受動喫煙にほぼ毎日曝露されていた人の割合は、2017年は4.5%だったのが、2020年には約2.5倍の10.8%となったことがわかった。また、低教育歴群(中学/高校卒)は、高教育歴群(大学/大学院卒)と比べ、加熱式たばこによる受動喫煙への曝露リスクが約60%高いことも明らかになった。研究グループでは、今回の成果について「加熱式たばこによる受動喫煙への曝露が、新たな社会問題として台頭し始めていることを示唆するとともに、加熱式たばこによる受動喫煙防止に向けた施策立案のための、重要な基礎資料になると考えられる」としている。
    ◎参考サイト:プレスリリース

  • 希少疾患の疾患啓発で連携を開始 <エムティーアイ/武田薬品>
    株式会社エムティーアイと武田薬品工業株式会社は4月19日、エムティーアイが運営する、女性向け健康情報サービス「ルナルナ」、女性と医師をつなぐサポートツール 「ルナルナ メディコ」を活用したフォン・ヴィレブランド病(VWD)の啓発を連携して行うと発表した。遺伝性の血液疾患の一種であるVWDは過多月経の症状から発覚する場合もあるが、疾患自体の認知度が低く受診に至りにくいことや、医師の間でも認知の差がある。今回の啓発では、患者は「ルナルナ」アプリから受診・相談サポートを行える「ルナルナ メディコ」内に設置した武田薬品提供のチェックリストを用いて、月経異常・止血異常のセルフチェックに回答し、VWDの可能性について確かめることができる。VWDの可能性がある場合は、医療機関への受診が促されるとともに、武田薬品が運営するVWDに関する情報サイト「フォン・ヴィレブランド病.jp」が案内され、より詳しい疾患の情報や対処法を知ることができる。また医師には、セルフチェックの結果VWDの可能性がある患者さんが「ルナルナ メディコ」を利用して受診した際に、VWDの可能性があることを患者さん同意のもと案内し、同時に武田薬品が運営する医師向け疾患啓発サイトが表示される。今後は患者が「ルナルナ」に登録した月経のデータからも、VWDの可能性を示唆する情報を医師が確認できるようになる予定という。
    ◎参考サイト:プレスリリース

(公開日 : 2022年04月28日)
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