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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2022年5月17日のヘッドライン

  • やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。コロナ特措法飲食店への時短命令、違法判決、東京地裁。
    営業の自由侵害せず、行政の過失は否定。
    コロナ一日当たり死者数は26名。
    直近の一日当たり3回目接種者は28万人。累計者数は70,966,524人。接種率56.0%。 ———————————————————–
    ◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
    ◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン

  • 子どもの数、41年連続で減少 <総務省>
    総務省は5月4日、今年4月1日現在におけるこどもの数(15歳未満人口)の推計を公表、こどもの数は1,465万人で41年連続の減少、総人口に占めるこどもの割合は11.7%で48年連続の減少となったことを明らかにした。都道府県別に見ると、こどもの数は47都道府県すべてで前年よりも減少した。総人口に占めるこどもの割合は、沖縄県が16.5%ともっとも高く、次いで滋賀県13.4%、佐賀県13.3%などとなっている。一方、秋田県が9.5%と最も低く、次いで青森県10.4%、北海道10.5%などとなっている。
    ◎参考サイト:我が国のこどもの数(総務省統計局)

  • 鶏卵アレルギーの発症を予防、皮膚感作もされにくい卵白分解物を発見 <成育医療研究センター>
    国立成育医療研究センターは4月27日、同センター研究所と日本ハム株式会社、高知大学医学部の研究グループによる共同研究により、食品加工用のたんぱく分解酵素で分解した卵白は、鶏卵アレルギーモデルマウスに投与した場合に未分解の卵白より症状が誘発されにくく、かつ未分解の卵白と同等の鶏卵アレルギー発症予防効果を持つことを明らかにしたと発表した。研究では、卵白を食品加工用のたんぱく質分解酵素で加水分解することにより様々な卵白分解物を作製、それらを動物モデル(マウス)を用いて検証した。すると、①離乳時期のマウスに経口投与することで、鶏卵アレルギーの発症を抑制する卵白分解物を見出した。さらに、②すでに鶏卵アレルギーを発症しているマウスに投与しても、分解前の卵白に比べてアレルギー症状を引き起こしにくく、③炎症を人為的に引き起こした皮膚に貼付しても、IgE抗体を産生しにくいことを確認。最終的に、①~③の3つの要素が揃った卵白分解物2種を同定した。研究グループでは、この卵白分解物について「より安全性の高い食物アレルギー予防法の確立に繋がる可能性がある」としている。
    ◎参考サイト:プレスリリース

(公開日 : 2022年05月17日)
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