2019年7月11日のヘッドライン

• 医薬品廃棄ロス削減の動き
  ＜神奈川県＞県立病院で廃棄していた抗がん剤を、すぐに必要な別の県立病院で再利用することを検討。黒岩知事が6月の議会で表明。＜スズケン＞病院の在庫状況を卸が遠隔・一括管理。病院在庫で消費期限間近の医薬品を交換。交換された医薬品は、すぐに必要な別の病院に届けるシステムを昨年から展開。今後は危険薬や向精神薬の在庫管理にも広める――。医薬品廃棄ロス削減は、10兆円規模の薬剤費削減と医療経営改善に寄与するか。


• 50大学病院、医師・歯科医師2191人の給与未払い
  関連病院のバイトで糊口をしのぐ無給医は当然なくすべきだが、医局人事には「医師の安定的な供給源」という側面もある。大学病院だけが「悪者」か？　医師の働き方改革は総合的な議論を。