2019年10月18日のヘッドライン

• 禁煙オンライン診療 対面診療に劣らない効果を確認　＜一般財団法人 CureApp Institute＞
  禁煙外来におけるオンライン診療群は、対面診療群と同程度の治療成績を上げることが確認できた――。10月6日の日本遠隔医療学会で、こんな試験結果が発表された。発表者はオンライン診療の研究などを行う一般財団法人CuerApp Institite。禁煙治療開始後9～12週目までの継続禁煙率は、対面診療群78.9％、オンライン診療群では81.0％だった。結果について、野村章洋代表（金沢大学附属病院先端医療開発センター／循環器内科特任准教授）は、「標準禁煙治療プログラムは、オンラインであっても対面診療と臨床的にそん色ない結果を得られ得ることが示された」と意義を訴えた。
  ◎参考サイト：一般財団法人 CureApp Institute


• 大規模際涯時のHOT患者支援体制運用マニュアル公表　＜宮城県＞
  宮城県は、在宅酸素療養患者に酸素を供給する支援体制を整備しマニュアルを作成、9月30日に公表した。マニュアルは東日本大震災で長期間、酸素の供給が絶たれた登米圏域を対象としたもの。
  ◎参考サイト：大規模災害時の在宅酸素療法（HOT）患者支援体制運用マニュアル（宮城県）