2019年11月15日のヘッドライン

• AIを活用したリハビリ計画作成の技術実証　＜NEC／北原病院グループ＞
  11月1日、日本電気株式会社(NEC) は、北原病院グループ(医療法人社団KNI))協力のもと、AI技術を活用したリハビリ計画作成の技術実証を行ったと発表した。経験の浅いスタッフによる計画作成業務の質を、ベテランスタッフと同程度まで向上させるとともに、計画作成に要していた業務時間を全体で約60%短縮することに成功したという。医療法人KNIは、東京都八王子市を中心に、脳神経外科の急性期対応からリハビリを展開するグループを形成している。
  ◎参考サイト：NEC、北原病院グループとともに、AI技術を活用したリハビリ計画作成に関する技術実証を実施(日本電気株式会社)


• 医療ケアを要する子どもの災害時マニュアルを公開　＜小児医学研究振興財団 など＞
  小児医療の専門家などで作る団体は、台風19号の被害を受け、医療的ケアが必要な子どもやアレルギーやぜんそくのある子どもたちへの災害時の対応をまとめたマニュアルをホームページで公開し、活用を呼びかけている。
  公開されているマニュアルは、『医療機器が必要な子どもの災害対策マニュアル～電源確保を中心に～』＜国立成育医療センター＞、『アレルギーのお子さんの災害対策マニュアル（保護者・ボランティア等向け）』＜日本小児アレルギー学会＞、『アレルギーのお子さんの災害対策マニュアル（災害派遣医療スタッフ等の支援者向け）』＜同＞。マニュアルは、各団体のサイト、もしくは小児医学研究振興財団のサイトからダウンロードできる。
  ◎参考サイト：公益財団法人　小児医学研究振興財団