2019年11月26日のヘッドライン

• 肝炎ウイルス検査忘れ患者死亡　＜愛知県がんセンター＞
  愛知県がんセンターは11月13日、B型肝炎ウイルスに感染している悪性リンパ腫の患者の主治医が必要な検査を忘れ、この1月に死亡したと発表した。ガイドラインで月１回の実施が推奨されている血液検査を怠ったため、B型肝炎による肝不全で死亡した。センターは、一定期間検査が実施されない場合、電子カルテ上で注意喚起するなどの再発防止策を講じたという。


• 化学テロ想定、非医師でも解毒剤注射可能に　＜厚生労働省＞
  厚生労働省は、テロの現場などで有毒物質の解毒剤を非医師でも注射できるとする報告書を、11月14日の厚生科学審議会健康危機管理部会に提出した。注射器の使用を想定している消防隊員や警察官、自衛隊員に対する研修など、今後、体制づくりを急ぐ予定。
  ◎参考サイト：第13回 厚生科学審議会健康危機管理部会・資料（厚労省）