2019年12月10日のヘッドライン

• 医師の勤務環境改善、評価項目などを提示　＜厚生労働省＞
  厚生労働省は12月2日、「医師の働き方改革の推進に関する検討会」を開催し、医師の勤務環境改善の状況などを評価する「評価機能」の組織体系案、評価項目と評価結果通知書のイメージなどを提示した。評価結果の公表に関しては医療機関を代表して出席する構成員から出された「慎重を期すように」との声に対し同省は「過度な受診抑制につながらないよう、公表にあたっては十分留意する」としている。
  ◎参考サイト：第５回医師の働き方改革の推進に関する検討会　資料（厚生労働省）


• 3割の病院が「勤務医不足で地域医療構想に対応できず」と回答　＜日病アンケート＞
  日本病院会は11月26日、「2019年度 勤務医不足と医師の働き方アンケート調査報告書」を公表した。調査は2018年10月から12月にかけて日病会員を対象に実施、413施設から回答を得た。2013年の前回調査に比べ、医師が不足しているとの回答は8ポイント増の88％となった。また、地域医療構想に対し、現在の医師数で対応できるかという問いには、32.2％が「不足し、対応できない」と回答している。
  ◎参考サイト：2019年度 勤務医不足と医師の働き方アンケート調査報告書（一般社団法人日本病院会）※PDF