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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2019年12月13日のヘッドライン
- 1/26~12/1のインフルエンザ患者報告数 全都道府県で増加 <厚労省>
12月6日に厚生労働省から発表されたインフルエンザの発生状況によると、12月1日までの1週間の定点当たり報告数は、前週より3.11増の5.52となった。都道府県別では、最多が北海道の16.76。以下、青森県15.48、石川県10.52、富山県10.42、宮城県9.23と続く。全47都道府県で前週より増加した。定点当たり報告数からインフルエンザの患者数を推計すると、この週は約18.4 万人となり、前週の推計値・約10.6万人から8万人ほど増加した。
◎参考サイト:インフルエンザに関する報道発表資料 2019/2020シーズン(厚労省) - てんかん治療薬の治験患者死亡で調査結果発表 <厚生労働省>
11月29日、厚生労働省は、エーザイが開発したてんかん治療薬の治験に参加した男性が退院の翌日に電柱から飛び降りて死亡した問題で、調査結果を発表した。治験の実施内容が「医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令」を逸脱しておらずエーザイと治験実施医療機関に過失はないとする一方で、治験薬と男性の死亡の因果関係は否定できないとの見方を示した。
◎参考サイト:E2082の臨床第Ⅰ相試験(治験)における死亡例に関する厚生労働省の調査報告について(エーザイ)
◎参考サイト:健康成人を対象とした治験における死亡例発生事案に係る調査結果の公表について(厚生労働省)
(公開日 : 2019年12月13日)