2019年12月16日のヘッドライン

• 血液中のマイクロRNAを使ったがん検出技術を開発　99％の精度で識別　＜東芝＞
  東芝は11月25日、血液中のマイクロRNAを使ったがん検出技術を開発したと発表した。日本人に多い13種類のがん患者と健常者を99％の精度で識別することに成功した。検査時間も2時間以内で、即日検査への適応も可能であるとし、Stage0のがんの識別も確認できたことからがんの早期発見が期待される。同社は早期の社会実装に向けて2020年から実証試験を進める方針だ。
  ◎参考サイト：体液中マイクロRNA測定技術基盤開発プロジェクト
  ◎参考サイト：東芝・研究開発ニュース


• 訪問看護ステーション希望の求職者数の増加傾向続く　＜日本看護協会＞
  日本看護協会は11月18日、2018年度「ナースセンター登録データに基づく看護職の求職・求人・就職に関する分析」の結果を発表した。それによると、2018年度のナースセンターにおける求人倍率は2.32倍で、16年度、17年度と同水準だった。登録された求人数、求職希望ともに最多は、病院（20～199床）だった。病院（500床以上）は求人数の減少に対し、求職者数が継続して増加している。訪問看護ステーションは、求人数の16年度比が8.1％増にとどまっているのに対し、求職者数は37％増だった。
  ◎参考サイト：日本看護協会プレスリリース（PDF）