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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2020年3月11日のヘッドライン

  • 新型肺炎COVID-19 首相、イベント開催自粛 3月20日頃まで継続を要請
    新型インフ特措法 法閣議決定。13日成立か。臨時医療施設開設可能へ。
    世界の感染者11万7千人超、死者4,200人超。中国外の感染者発生国106ヶ国。

  • オルベスコが出荷調整 <帝人ファーマ>
    帝人ファーマは、吸入ステロイド喘息治療剤オルベスコを、3月3日夕以降、出荷調整にしている模様だ。問い合わせのあった医療機関にその旨を通知しているという。前日、日本感染症学会が、新型コロナウイルスによる肺炎に対しオルベスコを投与して改善した3例があるとの症例報告をサイトに掲載。以降、反響が大きくなっている。

  • 休校措置などによる人員不足に懸念 厚労省に対応求める <日本病院団体協議会>
    日本病院団体協議会の長瀬議長(日本精神病院協会副会長)は2月28日の定例記者会見で、先ごろ政府が要請した小学校~高校等の臨時休校により、看護師が子供の世話のために欠勤せざるを得ない場合に、診療報酬の施設基準や医療法の人員配置基準を守れなくなるとの懸念を表明した。また同協議会の相澤副会長(日本病院会会長)は、濃厚接触者の職員などの自宅待機と子ども休校による欠勤者を合わせると、15~20%の職員が出勤できなくなるとの推定を明らかにした。同日の代表者会議では意見が一致し、さまざまな施設基準がとれなくなることに対し、厚生労働省に対して何らかの対応を求める考えを示した。

(公開日 : 2020年03月11日)