2020年3月12日のヘッドライン

• 新型肺炎COVID-19　WHOようやくパンデミックの認識を示す
  医師等医療スタッフへの感染じわり。日医警戒感。
  介護施設のクラスター化 名古屋で発生。
  世界の感染者12万4千人超、死者4,100人超。中国外の感染者発生国112ヶ国。


• 新型コロナウイルス 医療機関の対応ガイド第2版を公表　＜日本環境感染学会＞
  日本環境感染学会は3月2日、『医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド（第2版）』を公開した。2月12日の第1版の公開以降、医療現場から寄せられた要望も踏まえた内容となっている。 第2版では、感染経路が明確でない感染例が増えていることから、一般の医療機関でも感染者が受診する段階に入っている中で、医療機関が適切な対応をとるための目安として第2版をまとめたとしている。第1版公開以降、医療現場から寄せられた要望を踏まえ、個人防護具や医療従事者の曝露リスクに応じた就業制限も記載している。
  ◎参考サイト：医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド（第2版）（日本環境感染学会）


• 慢性疾患へのオンライン診療・服薬指導可能に　新型コロナ拡大で　＜厚生労働省＞
  厚生労働省は2月28日、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、すでに診断されている慢性疾患等の定期受診患者に対するオンライン診療・服薬指導を認める決定をした。事前に診療計画が作成されていない場合でもオンライン診療が可能となり、患者が常用薬として処方されている治療薬を処方することができる。処方箋は、医師または患者自身が薬局にFAX等で送付することができるとするなど、患者がコロナウイルスの感染源との接触する機会を減少させる措置がとられたかたちだ。
  ◎参考サイト：通知全文（日本薬剤師会サイトより）※PDF