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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2020年3月13日のヘッドライン
- 新型肺炎COVID-19 世界的封鎖体制加速
米、欧州(除英国)からの入国禁止。
トランプ大統領、オリンピック1年延期に言及。
世界の感染者13万1千人超、死者4,900人超。中国外の感染者発生国115ヶ国。 - 新型コロナウイルス 抗ウイルス薬治療で暫定指針 <日本感染症学会>
日本感染症学会は2月26日、COVID-19に対する抗ウイルス薬による治療に関して、暫定的な指針を示した。現時点で日本での入手可能性や有害事象等の観点から治療薬として「カトレラ」と「アビガン」を挙げ、使用上の注意点や、海外の臨床報告、国内での使用実績も示した。治療を開始する時期については、50歳以上の患者や、糖尿病などの合併症を有する患者について、「低酸素血症を発症し、酸素投与が必要であること」を必要条件としている。50歳未満の患者には投与せず経過観察でよいとしている。
◎参考サイト:COVID-19 に対する抗ウイルス薬による治療の考え方 第1 版 (日本感染症学会)※PDF - PCR検査は入院の重症肺炎患者を優先 <厚生労働省>
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は3月1日、地域でコロナウイルス感染症患者が増加した場合の対策に関する事務連絡を、都道府県、保健所設置市、特別区に対して発出した。事務連絡は3月6日から保険適用となったPCR検査にも言及。地域で疑い患者が増加し全件検査すると重症患者の検査に支障が出るおそれがある場合は、入院を要する肺炎患者などの診断・治療に必要な検査を優先する、としている。
◎参考サイト:地域で新型コロナウイルス感染症の患者が増加した場合の各対策(サーベイランス、感染症拡大防止策、医療提供体制)の移行について(厚生労働省)※PDF
(公開日 : 2020年03月13日)