新時代のリスクマネジメントを考える十ヵ条シリーズ No.4

倶楽部オベリスク(eアカデミア)で毎月配信中のマネジメントに役立つヒント十ヵ条の一部を公開しています。

[RMG10]No.4 停電対策を考えるヒント十ヵ条

(執筆者)俯瞰マネジメント研究会 | 塚田智 


新時代のリスクマネジメントを考える十ヵ条シリーズ(RMG10)とは

世の中はICT社会化が加速しており、産業革命以来の大変革の時代という人もいます。個人情報を多く扱う医療機関は、これまで誰も考えたことがない程のICTリスクにさらされます。リスク対策に必要なことは前もって「考える」こと。倶楽部オベリスクのeアカデミアコースでは”考えるためのヒント”を提供しています。三人寄れば文殊の知恵です。当サイトではその一部を公開しています。もしご興味がございましたら、是非倶楽部オベリスクのeアカデミアコースへご加入ください。


1.電気は通じて当り前の時代は、災害時代を迎え、終わった。停電に備える時代となった。電気は医療機関のエネルギーである。特に情報システムは電気がなければ動かない。停電が医療機関のリスクとなり、リスクマネージャーの仕事に停電対策が追加される。


2.停電に備えるのにUPSは有力な武器である。しかし、このUPSのメインテナンスに手抜かりがある場合が多い。
ひとつの例。サーバーの更新時にUPSは更新される。UPSは消耗品で通常3年程度ごとに更新が必要である。しかしシステム担当者にそのことが理解されておらず、UPSのバッテリーに警告ランプがついて初めて、故障かと思いメーカーに連絡するハメになる。
ところが、これが高価格。稟議書の作成に手間取った。そんな時に停電が発生。UPSはあえなく5分程度で電源供給できなくなり、サーバー停止となった。
UPSについての説明はベンダーの見積書や契約書に、どういう訳かとても小さくしか書いていない。しかし、リスクマネージャーとしては、あらかじめ定期交換を前提に、価格交渉しておくべきことであった。


3.想定外事例その一。
落雷で一時間の停電。UPSや補助電源で、サーバー室の機器は問題なく稼働し、停電復旧。安心したのも束の間、病棟から電子カルテが動かないとの連絡。・・・続きをご覧になりたい方は「倶楽部オベリスク」のeアカデミアコースにご入会下さい。

(公開日 : 2020年05月22日)
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