2020年5月26日のヘッドライン

• 備えよ次へ―医療機関の長い戦い
  経営再建　手元現金の確保から。
  巷に溢れる国や自治体の無担保・無利子の貸付金。
  スピード第一で調達を。焦って手を出してはいけないトリックマネー。


• 新型コロナ治療薬 拙速な薬事承認に危惧示す　＜日医・有識者会議＞
  日本医師会のCOVID-19有識者会議は、5月18日に発表した「緊急提言」の中で、観察研究だけではなく、ランダム化比較試験の実施が薬事承認の大前提であることを強調。治療薬の候補となっている既存薬について、医師の裁量及び患者のインフォームドコンセントにより、現時点でも COVID-19 に対する処方は可能であるとして、エビデンスが十分でないCOVID-19治療薬の特例的、かつ拙速な薬事承認に危惧を示した。
  ◎参考サイト：新型コロナウィルス感染パンデミック時における治療薬開発についての緊急提言


• アビガンとフサン併用療法の特定臨床研究開始　＜東京大学＞
  東京大学は5月8日、肺炎を発症している新型コロナウイルス陽性患者を対象とした、ファビピラビル(アビガン錠200mg)とナファモスタットメシル酸塩(注射用フサン50）の併用療法の特定臨床研究の開始を発表した。ウイルス増殖過程での作用部位が異なる両剤の併用により相加的な効果が期待できるとしている。
  ◎参考サイト：プレスリリース（東京大学）※PDF