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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2020年6月3日のヘッドライン

  • 備えよ次に―東京アラート早くも発動
    第2波警戒。3密回避を強く呼びかけ。
    6月2日の都内感染者34人。院内感染の影響重く。

  • コロナによる予定手術の延期など8割超えるも、経営改善策は進まず <GHCジャパン調べ>
    グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(GHCジャパン)は5月19日、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う急性期病院の経営への影響に関するアンケート調査の集計結果を公表した。5月1日~12日の期間で「DPC対象病院」81施設から回答を得たもの。結果、「緊急を要さない予定手術を延期している病院」は86%、「予定入院の抑制・中止を実施する病院」は88%に及んだ。一方で76%が「予定していた経営改善や提案などの機会が進められていない」と回答。同社は「多くの急性期病院の収益に大きな影響が出ることは間違いない状況」としている。
    ◎参考サイト:プレスリリース

  • 急性期病院における高齢入院患者の疾患の特徴を明らかに <順天堂大学>
    順天堂大学の研究チームは、全国の診療データを集約したNDB(National Database)を基に、日本におけるDPC病院入院患者(高齢者)の疾患の特徴を分析、先ごろ結果をとりまとめた。疾患と年齢の関連性については、高齢になるに従いがんが減少する一方、冠動脈疾患や脳血管疾患などの循環器疾患に増加が見られ、特に超高齢者(本研究では85歳以上と定義)では肺炎が増加傾向にあることがわかった。また、併発しやすい疾患について大きく5つのグループに分類するなどした上で、男女別の特徴などについても言及している。研究グループは今後、高齢者における疾患構造の地域差などを分析する方針という。
    ◎参考サイト:プレスリリース 

(公開日 : 2020年06月03日)