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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2020年6月5日のヘッドライン
- 備えよ次へ―コロナ禍、赤字転落への軌跡公開
神奈川の民間病院院長。
1月:コロナ国内初患者受け入れ。
2月:クルーズ船感染者受け入れ、クルーズ船以外も含む最大12人、
スタッフの疲弊ピークへ。
3月:スタッフ感染発生。
4月下旬:感染患者数落着き。
6月:通常診療体制へ。
この間一般患者が減少、赤字化へ。
「病院がなくなってしまっては、元も子もない」と。 - コロナ禍で子どもの予防接種が減少 <VPDを知って、子どもを守ろうの会>
小児科医らが中心となって活動しているNPO法人「VPD(ワクチンで防げる病気)を知って、子どもを守ろうの会」は5月19日、新型コロナウイルスの影響による子どものワクチンの接種率低下を示唆する調査結果を発表した。小児用肺炎球菌ワクチン1回目の接種率は、今年1月生まれの子供で74%。昨年1月生まれの子どもより20ポイント低かった。MRワクチン1期の接種率は今年1月生まれが53%で、昨年1月生まれの子どもより22ポイント低かった。また、いずれのワクチンも昨年11~12月生まれの子供から接種率が低下してきている。接種率は同会の「予防接種スケジューラー」アプリの登録データを分析して算出した。
◎参考サイト:ニュースリリース(※PDF) - スイッチOTC評価会議、医療専門職の委員を減らすよう提言 <規制改革推進会議>
政府の規制改革推進会議は5月18日、スイッチOTCの選択肢の拡大に向けた意見書をまとめた。意見書は、厚労省「医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議」の議論が、国民の利便性や経済性よりもスイッチOTC化によるリスクに偏っており、プロトンポンプ阻害薬などが未承認である現状を問題視。その原因を、評価会議のメンバーが医師中⼼となっていることに求め、医療専門職の委員を全体の3分の1以下にするよう提言した。
◎参考サイト:一般用医薬品(スイッチOTC)選択肢の拡大に向けた意見(案)※PDF
(公開日 : 2020年06月05日)