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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2020年7月3日のヘッドライン

  • 備えよ次に。東京都感染者数 一気に100人越え
    小池都知事は「時間的・空間的・年齢的状況掌握している。」と、冷静な自粛を呼びかけ。

  • 電子処方箋は2022年度夏の運用開始をめざす <加藤厚労相>
    6月22日に開催された経済財政諮問会議で、臨時議員として出席した加藤厚労相は「新たな日常」にも対応した「データヘルスの集中改革プラン」について報告。その中で「デジタル・ガバメント実行計画」において2023年度からの実施をめざすとされた電子処方箋の導入を前倒しし、2022年夏をめどに運用を開始すると発表した。
    「データヘルスの集中改革プラン」は、「骨太の方針2020」における「医療提供体制等の強化」の一環として位置づけられる。「医療提供体制の強化」は、今後、2年間で集中的に実行する直近の課題として、骨太の方針に盛り込まれる予定。閣議決定は7月中旬ごろと見込まれている。
    ◎参考サイト:令和2年第9回経済財政諮問会議資料(内閣府)

  • ビールに含まれる「熟成ホップ由来苦味酸」が認知機能と気分状態を改善 <キリン中央研究所、順天堂大学>
    キリン中央研究所は5月2日、順天堂大学との共同研究で、物忘れの自覚症状を有する中高齢者を対象とした臨床試験において、ビールの苦味成分である「熟成ホップ由来苦味酸」が、認知機能および気分状態を改善することを確認したと発表した。
    研究では、45歳から69歳で認知機能低下の自覚症状(SCD)を有する健常中高齢100名を「熟成ホップ由来苦味酸」を含むサプリメントを摂取した群とプラセボ群に分け、注意力や記憶力を評価するテスト及び、ストレス指標となる唾液中のβエンドルフィン濃度測定を行った。その結果、サプリメント摂取群はプラセボ群に比べ、摂取12週で注意力および記憶力テストの結果が有意に改善したほか、唾液中のβエンドルフィン濃度が有意に低値を示した。
    ◎参考サイト:ニュースリリース(※PDF)

(公開日 : 2020年07月03日)