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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2020年7月7日のヘッドライン
- 新型コロナ禍による医療機関の経営支援で委員会設置の意向 <中川日医会長>
日本医師会の中川俊男新会長は7月1日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症に関連し、医療機関の経営支援に関する委員会を設置する意向を表明した。記者からの質問に対し中川会長は、「新型コロナウイルス感染症禍で患者の受療行動が変わり、新型コロナウイルス感染症の収束後も元に戻らない可能性も視野に、日医から全ての医療機関に対する具体的な支援をしたい」と述べ、政府に財政的支援を求めていくほか、委員会を新設し、診療科や医療機関の規模などを分析、個別具体的な情報を提供することで経営の支援をする意向を説明した。
◎参考サイト:日医on-line - 診療所1件当たり医科点数の伸び低調 後発品の割合は種類数で7割超 <社会医療診療行為別調査>
厚生労働省は6月24日、2019年社会医療診療行為別統計の結果を公表した。医科の1件当たり点数を見ると、入院が54,226.2点(前年比+2.2%)、入院外は1,377.1点(同+1.3%)だった。病院・診療所別では、病院は入院55,971.3点(同+2.1%)/入院外2,396.9点(+2.7%)、診療所は入院20,076.1点(同+0.9%)/入院外1,041.9点(同+0.4%)で、入院、入院外ともに診療所の伸びが低かった。
後発医薬品については、薬剤種類数に占める後発医薬品の種類の割合が、総数で73.1%と、はじめて7割を超えたことが注目される。院外処方に限ると75.8%(同+3.7ポイント)に達した。薬剤点数に占める割合も総数で19.1%(同+1.8ポイント)と、2割に迫る結果となった。
◎参考サイト:プレスリリース <厚生労働省>
(公開日 : 2020年07月07日)