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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2020年9月1日のヘッドライン
- ジェネリック医薬品使用割合 全国平均は74.9% <厚生労働省>
厚生労働省は6月16日、2019年9月時点の保険者別のジェネリック医薬品使用割合を公表した。
レセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)のレセプトデータを基に算出された使用割合の全国平均は74.9%で、前回公表の19年3月分の74.6%から0.3ポイント増加した。政府は今年9月までに全国平均80%の目標を掲げているが、国民健康保険でみると、80%を超えたのは、沖縄(85.6%)、岩手(82.4%)、鹿児島(81.6%)、山形(80.7%)、島根(80.4%)の5県にとどまっている。一方、徳島 65.8%、奈良 68.7%と使用割合の低い地域もあり、地域差が大きい。
保険者別の平均でみると、船員保険(1保険者)78.2%がもっとも高く、国民健康保険組合(162保険者)69.7%がもっとも低いという結果だった。
◎参考サイト:保険者別の後発医薬品の使用割合の公表について(令和元年9月診療分)<厚生労働省> - 新型コロナ 感染者への差別、誹謗中傷防止に取り組む <香川県・栃木県>
香川県は、新型コロナウイルス感染者などに対する差別や偏見をなくすことを目的とする「NO コロナハラスメント」啓発キャンペーンを8月17日から始めている。実施主体は県のほか、県内市町、香川県人権啓発推進会議、賛同する団体・法人及び個人。使用許可を申請すると、県からロゴマークのデータが提供される。県では、「ロゴマークを使って、それぞれの立場で啓発活動を行っていただけることを期待しています」としている。
一方、栃⽊県と県内25市町は8月21日、オンラインで開かれた市町村⻑会議で、「新型コロナとの闘いを乗り越えるオールとちぎ宣言」を行った。感染者らへの誹謗中傷を防ぐため、各広報媒体や公共施設にポスターを掲示するなどして、宣言の周知を図るという。
◎参考サイト:「NO コロナハラスメント ~正しい情報をもとに 冷静な行動を~」啓発キャンペーン
◎参考サイト:「新型コロナとの闘いを乗り越えるオールとちぎ宣言」の採択について
(公開日 : 2020年09月01日)