マネジメントを考える十ヵ条シリーズ No.9

倶楽部オベリスク(eアカデミア)で毎月配信中のマネジメントに役立つヒント十ヵ条の一部を公開しています。

[MG10]No.9 マネージャーのための最低賃金を考えるヒント十ヶ条

(執筆者)俯瞰マネジメント研究会 | 中村十念 


マネジメントを考える十ヵ条シリーズ(MG10)とは

保険診療市場の縮減・働き手の減少などで、医療市場の先行きは厳しいサバイバル競争です。生き残りのために必要なことは「考える」こと。倶楽部オベリスクのeアカデミアコースでは”考えるためのヒント”を提供しています。三人寄れば文殊の知恵です。当サイトではその一部を公開しています。もしご興味がございましたら、是非倶楽部オベリスクのeアカデミアコースへご加入ください。


1.最低賃金は、都道府県ごとに毎年決められる。最低賃金はパートやアルバイトだけに適用されるのではなく、月給制の人にも適用される。


2.この数年、全国平均の最低賃金は年率3%を超える上昇を続けてきた。

ところが2020年度はさすがに横這いとなった。全国平均で902円である。時給制の人にはわかりやすいが、月給制の人は算定方法が複雑であり、最低賃金割れが見過ごされやすい。特に新卒者の給与などはうっかりしやすい。


3.最低賃金は監督署の調査が入ると必ずチェックされる。最低賃金を下廻った金額はその差額について、支払い命令を受け、消滅時効は2年である。

差額が支払われない場合、50万円以下の罰金となる。違反の繰り返しや虚偽の報告の場合は、送検されることもある。


4.月給制の場合の算定式は次の通りである。・・・続きをご覧になりたい方は「倶楽部オベリスク」のeアカデミアコースにご入会下さい。

(公開日 : 2020年09月10日)