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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2020年9月28日のヘッドライン
- 備えよ次に。コロナ専門家派遣 全小中高と特別支援学校
年2回まで、2021年度から。
消毒など過剰な負担回避と保護者の不安解消が狙い。 - 日本調剤、仙台市の「ヘルステック推進事業」参画へ <日本調剤>
日本調剤は9月7日、仙台市の「ヘルステック推進事業」に参画すると発表した。同事業はヘルスケア領域の課題をITで解決することを目指した取り組みで、昨年度より実施されている。2020年度は「学童の塩分摂取」「特定健康診査・指導」「老々介護」「生活の習慣」「コロナ禍での介護現場への人の往来」の5つのテーマについて、協力企業を募集していた。日本調剤は、「特定健康診査・指導」分野に参加、仙台市における特定保健指導に関する新たなイノベーション開発に取り組むという。
◎参考サイト:プレスリリース - COPD患者の短期間データから長期的な病態を推察 <千葉大学、慶応大学>
COPDの重症度評価のためにはQOLの変化について評価する必要があるが、正確な評価には数十年にわたる臨床研究が必要となる。そこで千葉大学と慶応大学の研究グループは、COPD患者の短期間データをもとに、QOLを評価する手法を開発。COPD患者の肺機能とQOLが長期的にどう変わるかを多数の短期間データから推定する「SReFT解析」を用いることで、COPD発症から30年程度の変化を推定。その結果、COPDの発症に伴い肺機能は比較的すぐ下がり止まるが、QOLの悪化は生涯にわたって続くことが明らかとなった。また、禁煙することでQOLの悪化速度を半分くらいに遅らせることが示唆された。このことから、喫煙を続けているCOPD患者への禁煙指導の重要性が改めて示された。詳細は8月27日に公表されたプレスリリースに掲載されている。
◎参考サイト:千葉大学 プレスリリース
(公開日 : 2020年09月28日)