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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2020年10月5日のヘッドライン
- 備えよ次に。新型コロナ、ますます強まる東京地域集中
都区23区のうち、10区で1,000人超。感染者数
東京都シェア30%、東京・千葉・埼玉・神奈川の合計シェアは50%。
GoToキャンペーン、制度杜撰。トラブル鬱にご注意を! - 「タトゥーを入れることは医行為に当たらない」と判断 検察側の上告棄却 <最高裁判所>
最高裁判所は、医師免許なく客にタトゥーを入れたとして彫り師の男性が医師法違反の罪に問われた裁判の上告審で、9月17日までに検察側の上告を棄却した。これにより、彫り師を無罪とした大阪高裁の判決が確定する。医師法17条では「医師でなければ、医業をなしてはならない」と定めているが、一審判決は、医行為を「医師でなければ保健衛生上危害を生ずるおそれのある行為」と定義したうえでタトゥー施術は医行為に当たるとした。これに対し大阪高裁は、「医行為」の要件として「医療関連性」の必要性を認めたうえで、タトゥーを入れる行為には医療関連性がなく、医行為に該当しないとして、彫り師に対し無罪を言い渡した。今回の上告棄却により、この大阪高裁の判断が司法判断の基準として定着する可能性が高い。 - 新型コロナ後遺症に関する研究開始、年度末に報告書 <厚生労働省>
厚生労働省・新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードは9月24日の会合で、新型コロナウイルスに感染した人の後遺症に関し、今年度の厚生労働科学特別研究事業において、研究を開始したことを明らかにした。今後は、研究の結果を適宜報告しつつ、年度末にまとめられる予定。 また感染状況については、全国で7月末をピークに減少に転じたものの、「減少傾向に鈍化がみられる」との分析結果も明らかにされた。
◎参考サイト:新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの資料等
(公開日 : 2020年10月05日)