2020年10月6日のヘッドライン

• 備えよ次に。米トランプ大統領　新型コロナ感染治療、新薬・未承認薬相次ぎ投与
  専属医「リスクより利益が大きい」と。
  病院前の集会に、車で顔見せ、元気演出。


• オンライン診療に慎重姿勢示す ＜中川日医会長＞
  日本医師会の中川俊男会長は９月24日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症下での初診におけるオンライン診療の今後の対応について、「改めて検証を行った上で、議論していくべき」との考えを示した。オンライン診療は時限的・特例的対応として導入されたが、菅総理大臣は恒久化に向け検討を進めるよう、田村厚生労働大臣に指示している。中川会長の発現は、こうした動きに対し、慎重姿勢を求めるもので、今後の議論の行方が注目される。
  ◎参考サイト：日医on-line


• 電気分解した水道水を除菌液に　新型コロナウイルスを99.99％不活性化　＜（株）MTG＞
  株式会社MTGは9月１日、同社の開発した除菌液製造器に搭載されるEOCIS（イオシス：電解酸化循環システム）技術の特殊電極を用いて水道水を電気分解したところ、得られた生成水に新型コロナウイルスへの不活性化効果を確認したと発表した。奈良県立医科大学との共同研究による。シャーレ上に塗抹した新型コロナウイルス液に電解液を噴霧した結果、5分間でウイルスが検出限界（減少率：99.99％）まで不活性化されたという。同社は、この技術を用いることで物質の表面についた新型コロナウイルスによる接触感染防止が期待できるとした。
  ◎参考サイト：プレスリリース（MTG）
  ◎参考サイト：プレスリリース（奈良県立医科大学）