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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2020年10月19日のヘッドライン
- 備えよ、次に。新型コロナ、呼気検査法開発、世界初。
東北大と島津製作所が協同で。
制度はPCR検査波、検査結果判定まで60分。
他の感染症への活用可能性も期待。実用化はまだ先。 - 2019年薬局ヒヤリ・ハット事例、昨年比1.8倍の報告数で過去最多 <日本医療機能評価機構>
日本医療機能評価機構は、「薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業 2019年 年報」を公表した。参加薬局数が前年の3万3,083件から微増の3万8,677に留まった一方、ヒヤリ・ハットの報告件数は前年7万9,973件の約1.8倍にあたる14万4,848件で、過去最高を記録した。報告の内訳は、疑義紹介関連が昨年の約2.2倍増加し全体の78.1%を占め、調剤関連が21.7%と続いた。同機構は、報告件数が増加した理由について、本事業への事例報告が「患者のための薬局ビジョン」実現のためのアクションプラン検討委員会報告書で重視されていることや、2018年診療報酬改定で新設された地域支援体制加算の施設基準の1つとなったことが影響しているとした。
◎参考サイト:薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業2019年 年報 【PDF】 - ケアラー感染時、要介護者を受け入れる施設を開設 <埼玉県>
埼玉県は9月30日、高齢者や障害者の介護を行う家族や親族(ケアラー)が新型コロナウイルスに感染して入院した場合に、在宅などでの介護が困難になった要介護者(高齢者・障害児者)を受け入れる施設を県内5か所の特養(20人分)、2カ所の障害者施設(8人分)に設置すると発表した。要介護者のPCR検査結果が陰性であることが利用の条件。少なくとも2週間滞在でき、ケアラーが退院すれば帰宅させる。
◎参考サイト:プレスリリース
(公開日 : 2020年10月19日)