2020年10月26日のヘッドライン

• 備えよ、次に。暗い冬が来るのか（民主党）、乗り越えつつあるのか（共和党）
  米のコロナ１日当たり新規感染者数　2３日に過去最多の約84,000人。これまでの最多は7月16日の約77,000人。
  ジョンズ・ホプキンス大学の集計。


• HPVワクチンの有効性示す新たなエビデンスを踏めた啓発呼びかけ ＜日本婦人科腫瘍学会＞
  日本婦人科腫瘍学会は10月8日、新たに発表されたHPVワクチンによる子宮頸癌の発生リスク減少を示すエビデンスについて、会員に対しHPVワクチンの啓発に役立てるよう呼び掛けるコメントを発表した。
  新たなエビデンスとは、2020年10月1日出版のNew England Journal of Medicine Vol.383に掲載された、HPVワクチンの有効性に関するスウェーデンでの研究結果。それによると、「17歳前にHPVワクチンを接種した女性では、子宮頸癌の発生率（補正後）は、非接種女性の発生率に対して、HR=0.12（0.00-0.34）であり、17-30歳でHPVワクチンを接種した女性においても、同発生率は、非接種女性の発生率に対して、HR=0.47（0.27-0.75）であった」というもの。
  ◎参考サイト：HPVワクチンによる子宮頸癌の発生リスク減少を示す新たなエビデンスについて


• HPVワクチン接種に関するリーフレットを改訂 ＜厚生労働省＞
  厚生労働省は10月9日、改訂したHPVワクチン接種に関するリーフレットをウェブサイトに掲載した。サイトには、対象者や接種の目的を改めて整理した新たなリーフレットのほか、ワクチン接種の効果と標準的な接種スケジュール、相談先一覧が掲載されている。また同日付で、都道府県知事および都道府県衛生主管部（局）長宛に、定期接種対象者への周知を求める通知も発出している。
  ◎参考サイト：リーフレット掲載ページ（厚労省）
  ◎参考サイト：ヒトパピローマウイルス感染症に係る定期接種の対象者等への周知について【PDF】
  ◎参考サイト：ヒトパピローマウイルス感染症に係る定期接種の対象者等への周知に関する具体的な対応等について【PDF】