オベリスク F/U

会員制倶楽部オベリスク フォローアップ
≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2020年10月27日のヘッドライン

  • 備えよ、次に。大阪商工会議所の女性リーダー顕彰制度「大阪サクヤヒメ表彰」の今年大賞に、大阪府看護協会会長の高橋弘枝さん選ばる
    新型コロナ軽症者宿泊施設の運営貢献。
    従事看護師に離職中の潜在看護師活用。
    4月~9月で1,660人を動員、医療崩壊防ぐ。

  • 鼻腔抗体を用いた新型コロナ検査薬発売 医療従事者の感染リスクを低減 <ホロジックジャパン(株)>
    ホロジックジャパン株式会社は10月12日、鼻腔検体を用いた新型コロナウイルス体外診断用医薬品「アプティマ SARS-CoV-2」の販売を、同日以降順次開始すると発表した。鼻腔抗体を用いた検査では、患者自身が医師の監視下で検体を採取でき、検査も同社のシステムを用いることにより、核酸抽出から測定までを全自動で行えることから、医療従事者への感染リスクが低減できるという。
    ◎参考サイト:プレスリリース

  • 新型コロナ禍のメンタルヘルス悪化、特に低所得者・呼吸器疾患を抱える人に顕著 <東京医科大学>
    東京医科大学・公衆衛生分野の菊池宏幸講師らの研究チームは、新型コロナウイルス流行下でメンタルヘルス悪化割合が増加し、特に低所得者・呼吸器疾患を抱える人に顕著だったとする調査結果を公表した。調査は、2月末と4月初旬の2時点で関東地方在住の20-79歳の男女2,400人を対象にアンケートしたもの。結果、重度のうつ・不安障害が疑われるメンタルヘルス不良者の割合が9.3%(2月下旬)から11.3%(4月初旬)に増加していた。年収別では、個人年収400-600万円の人を基準とした場合、メンタルヘルスが悪化する確率が200-400万円では1.64倍、200万円未満では1.78倍に上昇。呼吸器疾患がある場合は、ない場合の2.56倍だった。同大は「メンタルヘルスが悪化するリスクの高い基礎疾患を有する者や低所得者に配慮した対策が求められる」とした。
    ◎参考サイト:COVID-19 アウトブレイク時における一般市民の予防行動に関する研究結果⑤ 【PDF】

(公開日 : 2020年10月27日)