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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2020年12月7日のヘッドライン
- 備えよ、次に。Withコロナ、コロナと法律関係拡大の様相
病死後にコロナ感染判明。直前に医療機関受診するも、PCR検査指示されず。
石川県発熱等受診相談センターに連絡するも、医師の診断必要とPCR検査断られる。 - COPDは45~54歳の若い患者の日常活動に大きな影響を及ぼす <日本ベーリンガーインゲルハイム>
日本ベーリンガーインゲルハイムは11月18日、COPD患者を対象に行ったグローバル患者調査(11カ国、1,375人)の日本人(対象100人)に関する解析結果を公表した。 それによると、45~54歳の若い患者では、65歳以上の高齢患者と比較して、症状のために日常生活における活動を変更しなければならないと感じる人が多いということがわかった。また、自分のCOPDをどう感じているかについては、日本人全体で、不安(63%)、イライラ(47%)、ストレス(42%)、不確実(35%)、悲しい(21%)など、否定的な感情が多く報告され、45~54歳の若い患者では、無力感を感じる人の割合が65歳以上の高齢患者と比較して3倍以上高くなった。 この結果について、大崎市民病院アカデミックセンター 監理官、東北大学名誉教授の一ノ瀬正和氏は、負担の感覚に年齢によって差が見られる理由のひとつとして「若年層の患者は、高齢層と比べて職業や日常生活で、より活動的であることが考えられる。今回の結果は、特に若年層の患者で、日常生活で活動を継続するための治療について、医師と相談することをより望んでいることを示唆する」としている。
◎参考サイト:日本ベーリンガーインゲルハイム プレスリリース - 要介護者の3人に1人が睡眠問題を抱える <インターネットインフィニティー(株)調べ>
インターネットインフィニティー(株)は、要介護高齢者の睡眠問題などについて調べたアンケート調査の結果を公表した。調査は、10月30日~11月3日の期間で、同社の運営するサイト「ケアマネジメント・オンライン」に登録する会員ケアマネジャーを対象に実施、609人から回答を得た。結果、回答者が担当する要介護者のうち3人に1人が睡眠に問題を抱え、回答者の51%が睡眠問題で受診推奨をした経験があると答えた。
◎参考サイト:「ケアマネジャーをパネルにした要介護高齢者の医薬品独自調査『CMNR メディカル』第18回」【PDF】
(公開日 : 2020年12月07日)