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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2020年12月9日のヘッドライン

  • 備えよ、次に。Withコロナ、ハラハラドキドキ、英でワクチン接種開始
    当面40万人が対象。介護施設入所者・職員、80歳以上の高齢者、医療従事者を優先。
    第1号は90歳の高齢者。
    エリザベス女王も接種受けるとの報道も。

  • コロナ対応医療機関への無利子・無担保融資、活用促すコールセンター設置 <厚生労働省>
    厚生労働量は12月4日付で、事務連絡「新型コロナウイルス感染症受入れ医療機関の支援に関する総合相談ダイアルの設置について」を、各都道府県に発出した。厚労省では、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金等により、医療機関の資金繰りを支援する無利子・無担保の融資を行っているが、「活用のしかたがわかりにくい」などの声が出ていた。今回のコールセンター設置はそうした声に対応するもの。電話番号は0120-024-700で、平日午前9時から午後6時まで受け付ける。
    ◎参考サイト:新型コロナウイルス感染症受入れ医療機関の支援に関する総合相談ダイアルの設置について【PDF】

  • 老人福祉・介護事業の倒産、過去最多に <東京商工リサーチ>
    東京商工リサーチは12月3日、2020年「老人福祉・介護事業」の倒産状況を公表。2020年1月から12月2日までの間の倒産件数は112件で、過去最多を更新した。介護保険法が施行された2000年以降、最多だった2017年と2019年の111件だが、このまま推移すると2020年は12月31日までに120件を超すとの見通し。10月までは国や金融機関の融資により、累計3件にとどまっていたが、11月以降、急増した。訪問看護事業が半数近くを占めるが、デイサービスなど通所・短期入所介護事業も3割近くと急増した。従業員5人未満、負債総額1億円未満の小・零細事業者を中心に推移しているという。
    1-10月の老人福祉・介護事業の休廃業・解散も406件で、すでに2019年の通年実績・395件を上回っている。東京商工リサーチでは、休廃業・解散も年間最多の2018年・448件を大幅に上回るとの見通しを示している。
    ◎参考サイト:2020年「老人福祉・介護事業」の倒産状況

(公開日 : 2020年12月09日)