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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2020年12月23日のヘッドライン
- 備えよ、次に。Withコロナ、コロナ致死率1.5%超す勢い
11月末の1.44%が現在1.48%。
新規感染者月10万人に対し、死亡者は月1,500人となる規模。
救急、ICU廻らない恐怖。 - 小林化工と日医工を厳しく批判、緊急声明を発表 <日本ジェネリック・バイオシミラー学会>
日本ジェネリック・バイオシミラー学会は12月18日、小林化工で水虫薬に睡眠導入剤が混入、自主回収に至ったことなど踏まえ緊急声明を発表した。声明では小林化工の事案のほか、日医工でも相次いで自主回収が発出されたことに対し、「長年ジェネリック医薬品の健全な普及を目指して活動を行ってきた弊会としても、大きな失望を禁じ得ません」「少数の企業の不祥事により、これまでの努力と信頼が崩れることは、弊会として、決して容認できるものではありません」と厳しく批判。
同会として、小林化工、日医工の2社に、詳細な社内調査とともに、第三者による調査団の受け入れ、再発防止策の立案並びにその公表を行うよう、強く求めている。
◎参考サイト:ジェネリック医薬品関連で発生している各種回収事案についての緊急声明文【PDF】 - COVID-19透析患者の急増に伴う病床逼迫 <日本透析医会、日本透析医学会、日本腎臓学会>
12月11日、日本透析医会、日本透析医学会、日本腎臓学会で組織する新型コロナウイルス感染対策合同委員会は、透析患者におけるCOVID-19の累積患者数、死亡者数などを公表した。
それによると、12月11日時点での累積患者数は426人、死亡者数は61人で致死率は14.3%。しかし患者の中には転帰不明者が221人含まれることから、それを除くと致死率は29.8%と高かった。
合同委員会は、11月19、27日に入院を原則とするCOVID-19透析患者の入院病床が逼迫していることを公表していたが、今回の発表ではさらに悪化していることが明らかになった。
透析医学会では、OVID-19透析患者の急増に伴う患者教育や各施設での十分な感染対策の徹底について呼びかけを行っている。
◎参考サイト:日本透析医学会 透析患者における累積の新型コロナウイルス感染者数
(公開日 : 2020年12月23日)