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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2021年2月5日のヘッドライン
- 備えよ、次に。Withコロナ、ワクチン戦開始
全日空便でブリュッセルから成田へ第一便。
日程不詳。14日以降とのみ。東京新聞報道。
ワクチン情報不足、国民は五里霧中。 - 医師の喫煙率、男性7.1%、女性2.1%で過去最低 <日本医師会調べ>
日本医師会の今村聡副会長は、1月27日の定例記者会見で、第6回日本医師会員喫煙意識調査の結果を報告した。2000年から4年に1度実施している調査で、6回目となる2020年は、喫煙率が男性7.1%、女性2.1%となり、ともに過去最低だった。年齢階級別でも、すべての年代で喫煙率は下がった。
喫煙者が使用しているたばこ製品については、全年齢層に加熱式たばこが浸透していることが判明。患者から、加熱式たばこの使用について質問された時、「使用しないほうがいい」と返答するとの回答は、非喫煙者で7割超、喫煙者も4割以上となっている。その理由としては、「加熱式たばこは、長期間の使用についての安全性のエビデンスが明確ではない」「健康への悪影響が少ないわけではなく、受動喫煙被害も発生する」などが挙げられている。
調査は、無作為に抽出した7,500⼈(男性6,000⼈、女性1,500⼈)を対象に、2020年1月から10月にかけて実施。5,588⼈から回答を得た。ちなみに初回、2000年調査での喫煙率は男性27.1%、女性6.8%だった。
◎参考サイト:日医on-line - 遺伝性早老症ウェルナー症候群の診療ガイドラインを英文で発表、世界初 <千葉大学など>
千葉大学大学院医学研究院の横手幸太郎教授、国際医療福祉大学医学部竹本稔主任教授らを中心とした国内8機関14名からなる研究グループは1月20日、遺伝性早老症ウェルナー症候群の診療ガイドラインを世界で初めて英文で発表したことを明らかにした。このガイドラインは、ウェルナー症候群に合併する8項目(脂質異常症・脂肪肝、サルコペニア、糖尿病、骨粗鬆症、感染症、皮膚潰瘍(皮膚科治療)、下肢潰瘍(形成外科治療)、アキレス腱石灰化)に関して、2012年に発表した日本語版のガイドラインに1996~2020年までの臨床論文のシステマティックレビューや最新の治療経験を加え、より実臨床に即したものとなっている。グループは「この診療ガイドラインが用いられることにより、日本国内のみならず世界中のウェルナー症候群の治療が標準化され、患者の生命予後やQOL向上に寄与することが期待される」とした。ガイドラインおよび関連する研究成果は、2020年10月~12月にかけて日本老年医学会の公式英文誌Geriatrics & Gerontology Internationalに掲載された。
◎参考サイト:プレスリリース
(公開日 : 2021年02月05日)