2021年2月12日のヘッドライン

• 備えよ、次に。Withコロナ、WHO武漢調査、予想通り成果なし
  WHOには、コロナウィルス「コウモリ由来説」の早期検証を通じ、 起源感染症学の確立が期待される。


• 新型コロナ患者受け入れ病床確保の方策を説明 ＜日医・猪口副会長＞
  猪口副会長は2月3日の記者会見で、四病院団体協議会、全国自治体病院協議会とともに設立した「新型コロナウイルス感染症患者受入病床確保対策会議」で取りまとめた、新型コロナウイルス感染症患者の病床確保等の具体的方策を説明した。
  方策は、①都道府県医師会、都道府県病院団体及び支部による協議会の立ち上げ、②協議会による情報共有の仕組みの構築・活用、③受入病床の確保策、④後方支援病床の確保策、⑤宿泊療養施設や自宅療養の充実、⑥地域の医師・看護師等の派遣等による対策に大別される。③については、「新規に入院加療を要する患者の受け入れを行う病院」「すでに受け入れている病院であって、増床や他の疾患患者用病床の転用により、受入病床の拡大を行う病院」を確保し、支援を行うと説明。ただ、一定規模以上の民間病院はすでに受け入れを行っているとし、受け入れ病院を増やすことは難しいとの見方も示した。④については、協議会や地域医療調整会議等において、転出希望病院と転入可能医療機関の組み合わせの決定を行うとともに、退院基準の周知徹底及びその理解促進を図ると説明した。
  ◎参考サイト：日医on-line


• 9価HPVワクチン発売を周知 ＜日本婦人科腫瘍学会＞
  日本婦人科腫瘍学会は2月4日、学会員に対し、HPVの9価ワクチン「シルガード9水性懸濁筋注シリンジ」（MSD製薬）が今月24日に発売されることを、サイト上で伝えた。国際共同試験では、9価HPVワクチンは、従来の4価HPVワクチンと同等の予防効果に加え、新たなターゲットとなったHPV 31/33/45/52/58 による病変が97.4% 減少したことが証明されている。
  ◎参考サイト：日本婦人科腫瘍学会・お知らせ