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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2021年2月15日のヘッドライン
- 備えよ、次に。Withコロナ、ワクチンへの期待高く
時事通信 世論調査で80%超が「期待する」。
内閣支持率は横這い、不支持増加で40%超。 - 入院を要する新型コロナ療養者の待機施設を開設 <神奈川県>
神奈川県の黒岩知事は2月1日の記者会見で、入院が必要と判断された新型コロナ療養者に対し、搬送先が確定するまでの間、酸素投与を行いながら待機する施設を設置すると発表した。名称は「かながわ緊急酸素投与センター」で、場所は藤沢市の県立スポーツセンター陸上競技場内。24人まで受け入れ可能で、24時間以内の滞在を想定している。運営体制は、DMAT(災害派遣医療チーム)、JMAT(日本医師会災害医療チーム)、県立看護専門学校教員、県職員など合計20~30人の予定。開設時期は決まっておらず、今回は「必要な状態になったときに2、3日後には稼働できるよう準備を整えたもの」という。開設費用は1,300万円。
◎参考サイト:定例会見(2021年2月1日)結果概要
◎参考サイト:記者会見資料 - 医療従事者への風評被害に関する調査結果を発表 <日医・城守常任理事>
日本医師会の城守常任理事は2月3日の定例記者会見で、日本医師会が行った医療従事者等への風評被害に関する調査結果を公表した。調査は昨年10月1日から12月25日までの間、各地域で起きた風評被害等を把握することを目的として実施し、全都道府県医師会から回答を得た。総回答数は698件。
風評被害を受けた対象としては、「医師以外の医療従事者」が(277件)が最も多く、主に看護師に対するもの。家族や親戚からも交流を避けられるといった事例も散見されたという。「医療機関」に対するもの(268件)については、患者減少に伴う医療機関経営への影響に関するものが多く、「医師または医療従事者の家族」に対するもの(112件)としては、「学校や職場で暴言を受けた」「保育所や学校内で子どもが隔離された」などが見られた。
城守常任理事は、調査結果の中には風評被害というよりも医療従事者等に対するいわれなき差別と言える事例が見られたことに危惧を示し、日医としても、引き続き日本医師会公式YouTube等で啓発していく意向を示すとともに、国にも何らかの対応を早急に行うことを要望した。
◎参考サイト:日医on-line
(公開日 : 2021年02月15日)