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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2021年2月16日のヘッドライン
- 備えよ、次に。Withコロナ、コロナ死者累計で7,000人越え
致死率も急上昇、1.7%とアメリカ並みに。
高齢者救命のために、医療機関への人・器材の投入を。 - 希少がんのオンラインによるセカンドオピニオン提供を開始 <がん研中央病院>
国立がん研究センター中央病院は2月1日、希少がんのセカンドオピニオンをオンラインで提供すると発表した。
同センターは、希少がんセンターを開設し、多くの希少がん患者にセカンドオピニオンを提供してきたが、新型コロナの影響で、希少がん患者の遠方への移動が難しい状況が続いている。今回の措置はこうした状況に対応したもの。リーズンホワイ株式会社と共同で開発した「Findmeオンライン診療」システムを活用する。
◎参考サイト:プレスリリース - 微小粒子が新型コロナ感染症の発症・重症化をもたらす仕組みの一端を解明 <京都大学>
京都大学は2月4日、高野裕久・地球環境学堂教授、佐川友哉・工学研究科特別研究学生らの研究グループが、PM2.5が新型コロナウイルスの細胞侵入口を拡大することを明らかにしたと発表した。
研究グループは、大気中から採取したPM(微小粒子)を吸い込んだマウスの肺で、その後起こる変化を検討。その結果、とくに肺の伸展維持に重要な細胞(2型肺胞上皮細胞)において、新型コロナウイルスの細胞内への侵入口である「ACE2」と、侵入を促す「TMPRSS2」という2つのタンパク質が増加していることを確認したという。これら2つのタンパク質が多くなるほど、新型コロナウイルスに感染しやすく、重症化しやすいと考えられる。
◎参考サイト:プレスリリース
(公開日 : 2021年02月16日)