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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2021年2月24日のヘッドライン

  • 備えよ、次に。Withコロナ、PCR行政検査の精度管理のもろさ指摘
    厚労省の563施設の先行調査で。試薬や機器の精度の毎日管理は半数以下。
    厚労省、今後約1,400の自費検査施設を含めて、調査の方針。

  • 新型コロナワクチン薬事承認受け、コメントを公表 <日本医師会>
    日本医師会は2月14日、新型コロナワクチンが同日、新型コロナウイルスワクチンが薬事承認されたことを受け、中川俊男会長名のコメントを公表した。コメントの中で、中川会長はワクチン接種開始について、感染症の拡大の「守り」から「攻め」に転じさせるものだと指摘。日医としても、ワクチン接種を受けるかどうかの判断をサポートできる情報を、国民にわかりやすく伝えていくとした。接種体制に関しては、集団接種に加え、日医として、かかりつけ医が行う個別接種を適切に組み合わせることを提案していることを説明するとともに、地域の医師会も万全の体制で臨んでいるとした。国民に対しては、ワクチン接種に不安がある場合は、かかりつけ医や地域医師会に相談するよう求め、併せて、ワクチン接種が行きわたるまでには相当な時間が必要であること、長期的な効果の持続性も現在ではよくわかっていないことを挙げ、引き続き、マスクの着用、手洗いなど、基本的な感染防止対策の徹底を要請した。
    ◎参考サイト:日医on-line

  • ホルムアルデヒドによる公務災害で第三者調査委報告書を公表 <宝塚市立病院>
    宝塚市立病院は2月18日、病理検査室に勤務する技師が化学物質によるシックハウス症候群を発症、去年7月、民間の労災に当たる公務災害と認定された事案に関する第三者調査委員会報告書を公表した。装置のフィルターの目詰まりによる室内のホルムアルデヒド濃度上昇が原因と考えられ、第三者調査員が、作業環境の調査方法などを調べ報告書にまとめた。報告書は、作業環境の測定頻度は半年に1回のペースで法的規定を満たしていたが、2019年9月以前は測定自体が適切に行われていなかった可能性があるとした。また排気・換気装置も規定された性能を満たしていなかった時期があったことも指摘。ソフト面では、専任の衛生管理者や特定化学物質作業専任者などが選任されていなかったことも指摘している。
    ◎参考サイト:宝塚市立病院リリース

(公開日 : 2021年02月24日)
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