2021年4月9日のヘッドライン

• やり切ろうワクチン。Postコロナ。12日からの高齢者ワクチン、接種順位に悩む自治体。
  　余りに供給量少なく。施設入所者、91歳以上、先着順など。
  　医療従事者先行接種は、一回目がようやく100万人超え。予定の2割強（7日現在）。


• 2拠点の「在宅支援センター」でISO9001を取得 ＜日本調剤＞
  日本調剤株式会社は4月2日、在宅医療業務を行う「在宅支援センター」のうち、南烏山薬局（東京都世田谷区）、西宮東薬局（兵庫県西宮市）の2拠点で、国際認証規格ISO9001（品質マネジメントシステム）を取得したと発表した。同社では、「品質マネジメントシステムの構築により高い安全性と正確性を担保することができまる」としている。日本調剤では、今回の2拠点のほか全国に20拠点ある他の「在宅支援センター」でも順次、ISO9001の認証を取得していく予定という。
  ◎参考サイト：プレスリリース
  


• 訪問診療や訪問看護が充実した地域ほど、自宅死亡率が高い ＜東北大学＞
  東北大学は3月31日、国の公表データを用いた市区町村単位の分析の結果、訪問診療を実施する診療所数や訪問看護を実施する事業所数と自宅での死亡率に正の関連があるとする研究結果を発表した。これらの施設が、高齢者人口1,000人当たり1施設増加すると、自宅死亡率が約2％増加することが示唆されたという。逆に、地域の病院数、そして長期療養病床数や老人保健施設の定員数は、自宅死亡率と負の関連を示した。大学院歯学研究科・非常勤講師の坪谷透氏は、これらの結果から、「地域の長期療養病床施設を含めた病院数および病床数や老人保健施設の医療・介護人材を、在宅支援サービスに転換していく必要性があることも示唆された」としている。
  ◎参考サイト：プレスリリース