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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2021年6月21日のヘッドライン
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やり切ろう、ワクチン。Postコロナ。ワクチン職場接種本格開始。
実施者、打ち手、事務、仲介業者、供給者など混成チーム。
被接種者も多様。事故責任体制だけは明確に。 - 「糖尿病関連企業EXPART社員」1,679人誕生 <日本糖尿病協会>
日本糖尿病協会は6月4日、「日本糖尿病協会 糖尿病関連企業 EXPERT社員」認定事業の第1回認定試験の結果、1,679人の「糖尿病 EXPERT社員」が誕生したことを公表した。「糖尿病 EXPERT社員」とは、医薬品・医療機器製造企業の社員も医療支援チームの一員として位置づけ、高い知識をもって活動してもらうことにより、糖尿病医療や療養指導の向上につなげることを目的としている。
◎参考サイト:プレスリリース【PDF】
- 新型コロナ重症患者と家族への病状説明について調査 <東京医科歯科大>
東京医科歯科大学は6月9日、新型コロナウイルス感染症の重症呼吸不全患者とその家族に対する病状説明に関する治療担当医療者の意識調査結果を発表した。調査は、国内のECMOを所有している37施設を対象に、昨年12月から今年1月にかけて、インターネットで実施した。調査の結果、重症患者に対する説明もしくは同意取得の方法では、83.3%が文書を用いず口頭で実施したと回答した。説明の内容は「呼吸状態が悪化した場合に気管内挿管をして人工呼吸による治療をする可能性」について、患者に対しては回答者の91.7%、家族に対しては90.9%が説明したと回答。より体に負担のかかるECMO使用の可能性については、患者に対しては83.3%、家族に対しては100.0%が説明したと回答した。また人工呼吸器およびECMOに関するガイドラインを作成している施設は、全体の3分の1にとどまっていることがわかった。
◎参考サイト:プレスリリース
(公開日 : 2021年06月21日)