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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2021年6月29日のヘッドライン
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やり切ろう、ワクチン。Postコロナ。高齢者コロナワクチン、27日までに2,800万回接種。
7月迄の残日数34日。 7,100万回の完了回数までに1日当たり126万回が必要。
自治体・地域の医師会に活躍期待。 - がん治療用ウイルス製品、世界初の製造承認 <第一三共株式会社>
第一三共株式会社は6月11日、がん治療用ウイルス製品「デリタクト注」(一般名:テセルパツレブ)が同日、悪性神経膠腫の治療を目的とした再生医療等製品として、国内で条件及び期限付承認に該当する製造販売承認を取得したことを明らかにした。同製品は、東京大学医科学研究所藤堂具紀教授と共同で開発し、2016年2月に先駆け審査指定、2017年7月に希少疾病用再生医療等製品の指定を受け、昨年12月、藤堂教授が実施した膠芽腫(悪性神経膠腫の一種)の患者を対象とした国内第2相臨床試験(医師主導治験)の結果に基づき、同社が国内製造販売承認申請を行っていた。今回の承認取得により、同製品は、悪性神経膠腫の治療を目的として、世界で初めて承認されたがん治療用ウイルスとなる。
◎参考サイト:プレスリリース【PDF】
- 介護施設内での転倒に関するステートメントを発表 <日本老年医学会>
日本老年医学会は6月11日、全国老人保健施設協会と合同で「介護施設内での転倒に関するステートメント」を発表した。ステートメントは、同医学会「老年症候群の観点から見た転倒予防とその限界に関する検討ワーキンググループ」における約2年間の検討を踏まえ、転倒やそれに伴う傷害に関して、防止しようとする施設の姿勢や取り組みと、発生した事故を状況に応じて受容する入所者、家族、ひいては国民全体の心象とのバランスのありようを、把握しうる範囲で科学的に検討したもの。
介護施設の医療介護従事者・管理者と関係する行政を主な対象として作成されたものだが、広く国民にも理解を求める目的で別途、「介護施設内での転倒を知っていただくために~国民の皆様へのメッセージ」も作成した。
◎参考サイト:プレスリリース
(公開日 : 2021年06月29日)