オベリスク F/U

会員制倶楽部オベリスク フォローアップ
≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2021年10月5日のヘッドライン

  • やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。早くも「喉元過ぎればワクチン忘れる」。
    直近一日当たりの全国民接種回数86万回と100万回をはるかに下廻る。
    2回目48万回で50万回以下。深刻なのは1回目37万回で40万回に満たず。
    頑張れ岸田新総理。
    ———————————————————–
    ◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
    ◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン

  • 産後うつ、産後1年でも約1割の母親に出現 <東北大学> 
    東北大学は9月10日、同大学院医学系研究科の菊地紗耶助教らの研究グループによる、産後うつの長期経過に関する研究結果を公表した。研究グループは、「東北メディカル・メガバンク計画」の三世代コホート調査に参加した 22,493人の妊婦のうち、有効回答が得られた 11,668人を対象として、産後1年までのうつ症状の有病率と経過を調査。その結果、産後1年時点で、12.9%の母親にうつ症状があり、それは産後1か月の13.9%とほぼ、同等だった。また、産後1年時点でうつ症状を呈していた母親のうち、約半数は産後1カ月時点ではうつ症状を呈していなかったことも明らかになった。一般に産後数カ月以内に発症するとされる産後うつだが、産後1年でも出現することを示した今回の結果について研究グループでは、「産後直後だけでなく、より長期的な視点に立ったスクリーニングやケアの体制を構築する必要性を示唆している」としている。
    ◎参考サイト:プレスリリース【PDF】

  • モデルナ製ワクチンの副反応調査の結果を公表 <岡山大学>
    岡山大学は9月15日、大学拠点接種として実施された武田/モデルナ社新型コロナワクチンの副反応調査の結果を公表した。教職員・学生の合計7,205名からの回答によると、2回目接種後は、局所反応として接種局所の痛みが90.0%、腫脹が55.3%に出現。遅延性皮膚反応(COVID arm)とみられる接種後7日目前後での局所の腫脹や発赤は、1回目接種後に2~3%前後に出現したが、2回目接種後にはほとんど認められなかった。また2回目接種では、1回目と比較して全身反応の出現頻度が高く、筋肉痛が64.4%、倦怠感が84.2%、頭痛が74.7%、37.5度以上の発熱は88.0%で出現した。女性では男性に比べて副反応が若干高い傾向が見られたものの、妊娠や基礎疾患があることで、副反応出現頻度が高まる傾向はなく、アレルギー歴があっても微増程度だった。また、岡山県内の5病院で実施したファイザーワクチンの接種後副反応調査結果より、副反応の出現頻度は高い傾向にあった。
    ◎参考サイト:プレスリリース

(公開日 : 2021年10月05日)
医療事務関係者のためのポータルサイト
倶楽部オベリスク
外来レセプト請求から文章指導・法律相談まで、”今” 医事現場に必要とされる情報やニュースを提供します。