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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2021年10月22日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。全国民2回目接種 直近一日当たり42万回で比較的堅調。
完済率68.3%。1回目一日当たりは21万回と低迷。1億回を目前に息切れか。
ニューヨークでは市の全職員にワクチン接種義務化。500ドルの現金給付も。
労組は義務化に反発、法定闘争も。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- 療養病棟1、看取りのための入院はわずか2.4% <日本慢性期医療協会>
日本慢性期医療協会は10月13日、療養病棟入院基本料1(以下、療養病棟1)を届け出ている会員病院へのアンケート結果を発表した。それによると、療養病棟1からの退棟患者のうち、約半数は死亡退院だが、医療の必要なく看取りのための入院だったのは、わずか2.4%であり、死亡例を除く退棟患者の在宅復帰率は64.5%だった。また入院患者の医療区分の「2」と「3」を合わせると88.6%に達した。この結果について同協会では、「療養病棟1は医療提供度の高い患者を入院させ、在宅復帰を目指す病棟機能を果たしている」としている。同アンケートは、6月の中医協総会で、療養病棟からの退棟先の55%が死亡退院であるというデータが示され、支払側が問題視したことを受けて実施したもの。7月26日時点の入院患者1万1,656人、1~6月の退棟患者1万339人などのデータについて、日慢協会員135病院(1万2,821床)から回答を得た。
◎参考サイト:武久洋三会長 定例記者会見資料
- レセプトデータ活用のための基礎力を培う資格を創設 <日本レセプト学会>
日本レセプト学会はこのほど、医科、歯科、調剤、介護を一本化した学会認定の資格である「レセプト管理士」を創設した。レセプト管理士は、レセプトを作成・点検するのではなく、複雑化する点数や単位の変化に対応できる読解力、判断力、レセプトデータを経営や社会に活用する応用力などをもつための基礎力を、資格試験を提供することで培うことが狙い。認定試験は年2回(2月・8月)で、第1回の認定試験は2022年2月13日、全国6会場(札幌、東京、名古屋、大阪、岡山、福岡)で実施予定。
◎参考サイト:日本レセプト学会
◎参考サイト:レセプト管理士会 受験概要ページ
(公開日 : 2021年10月22日)