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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2021年11月18日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。複雑化する新型コロナワクチン接種。
対象年齢、ワクチン複数選択、3回目までの隔離、交差接種、ワクチン・検査パッケージ。
接種券の発行時期。国民の混乱必至。各々の関連についても丁寧な説明を。
国民の接種完済率は75.6%に。カナダを抜いてG7首位になった可能性。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- 新型コロナ抗原定性検査キットの薬局販売に懸念を表明 <日医総研>
日本医師会総合政策研究機構は11月11日、「新型コロナウイルス感染症の病原体検査について」と題するリサーチレポートを公表した。レポートは、薬機法の承認を受けた新型コロナウイルス抗原定性検査キットが特例的に薬局で購入可能となったことついて、「医療機関が介在せず、検査結果の正しい解釈が行われる機会が失われる」「陽性例が報告されずに未捕捉のまま放置される(流行実態の潜伏化)」といった懸念を示した。レポートはまた、実質的に薬局薬剤師が検査対象者を選ぶことは、医師法17条違反(医師以外の者が医行為を行う)の疑いがあるとし、さらに非医療者である一般の購入者が自ら、検査のタイミングと結果を判断することは「違法適法以前に不適切」と指摘した。そして、今回のような検査キットのOTC化(またはその類似制度)が、HIVやインフルエンザなど他の感染症にも波及すれば、医療の専門性が一層ないがしろにされ、国民に無用な混乱を強いる恐れがあると警鐘を鳴らした。
◎参考サイト:日医総研リサーチレポート №118【PDF】
- 新型コロナウイルス抗原検査キット、儀陽性率高まるおそれで自主回収 <厚生労働省>
厚生労働省は11月8日、デンカ株式会社から、新型コロナウイルス抗原迅速診断キット「クイックナビ- COVID19 Ag」を自主回収するとの報告があったことを明らかにした。一部の製品で、使用部材の不良により製造後時間の経過とともに偽陽性率が高まる可能性があるという。回収対象のロットは、2021年12月使用期限製品のうち、製造番号0750121から0850121のもの。
◎参考サイト:医療機関、高齢者施設、障害者施設、保育所等への抗原簡易キット配布事業において配布した抗原検査キットに関する自主回収のお知らせ【PDF】
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
(公開日 : 2021年11月18日)