オベリスク F/U
会員制倶楽部オベリスク フォローアップ
≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2021年12月3日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。米大統領、オミクロンには、「科学とスピード」で闘うと。具体的には、ワクチンと治療薬。
日本の厚労大臣もブースター接種のスピードアップを。 初日のブースター接種者は1,560人。
———————————————————–
◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- ヘアカラーによる即時型アレルギー診断に有用な特異的IgE抗体検査法を確立 <ホーユー・藤田医科大学>
ホーユー株式会社は11月25日、藤田医科大学との共同研究成果として、ヘアカラーによる即時型アレルギー診断に有用な特異的IgE抗体検査法を確立したと発表した。研究では、代表的な酸化染料であるパラフェニレンジアミンとタンパク質の結合条件、抗原・抗体反応条件の最適化により構築した特異的IgE抗体の検査法が、ヘアカラーによる即時型アレルギーの診断に有用であることが確認できたという。ヘアカラーアレルギーに関する血液検査の検査薬は用意されておらず、パッチテストでは、全身性のアレルギー状態が誘発されるリスクがある。今回の結果についてホーユーでは、患者・医療機関双方にとって、診療現場での負担軽減が期待されるとしている。
◎参考サイト:プレスリリース
- ケアマネの半数以上、要介護者・家族から「死にたい」と言われた経験 <㈱インターネットインフィニティー調査>
株式会社インターネットインフィニティーは11月16日、ケアマネジャーを対象とした「うつに関するアンケート」の結果を公表、ケアマネジャーの55.9%が利用者や介護家族から「死にたい」と言われた経験を持っていることを明らかにした。回答からは、利用者のみならず介護家族にも積極的に受診勧奨していることも判明、介護家族のうつ病(介護うつ)に問題意識を強く持っていることがうかがえる。ただ一方で、介護うつ(疑い含む)の人数は合わせて平均2.1人と回答しており、従来から言われている値に比べ非常に少ない。同社では、「ケアマネジャーが受診勧奨するうつ病の程度は、一般的に受診が必要とされる状態よりも悪い可能性があり、利用者や介護家族の抑うつ状態を重く見て、より早く受診勧奨するような啓発が求められる」としている。調査は11月1日~4日、居宅介護支援事業所に勤務するケアマネジャーを対象にオンラインで実施され、551人から回答を得た。
◎参考サイト:ケアマネジャーをパネルにした要介護高齢者の医薬品独自調査『CMNR メディカル』第30回【PDF】
(公開日 : 2021年12月03日)